
月の夜番
月にも、休みたい夜がある。
山頂の古い天文台に新しい夜番が来た。仕事は簡単。夜明けまでに、夢を見る小さな月を空へ返すこと。でも今夜、月は目覚めたくない世界を夢見ていた。
物語の設定
01
場面
雲の上にある、夜空を修復する天文台。
02
人物
言えなかった別れをポケットにしまう、静かな守り人。
03
物語の問い
月が見た夢は、彼女が二度と帰れない故郷だった。

月にも、休みたい夜がある。
山頂の古い天文台に新しい夜番が来た。仕事は簡単。夜明けまでに、夢を見る小さな月を空へ返すこと。でも今夜、月は目覚めたくない世界を夢見ていた。
雲の上にある、夜空を修復する天文台。
言えなかった別れをポケットにしまう、静かな守り人。
月が見た夢は、彼女が二度と帰れない故郷だった。